入れ歯からインプラントへ 


予知性の高い治療法の確立には、無歯顎患者様または多数歯欠損患者様の十分な診査診断が不可欠です。
今回はAll-on-4(オールオンフォー)の手術を始める前に行う検査内容についてご紹介いたします。

【目次】
1.全身的既往歴および主訴の確認
2.歯科的既往歴
3.X線検査
4.口腔内および口腔外検査
5.治療計画

1.全身的既往歴および主訴の確認

手術の可否または結果に影響を与える可能性のあるあらゆる疾患はすべて記録します。持病や通院中の疾患に関してはかかりつけ医との連携を取らせて頂くこともあります。何でも教えてください。
また、現在のお口の中で一番気になっていること、ここをこう治したいというお話を聞かせていただきます。

2.歯科的既往歴


患者様の要望、歯周病などの疾患を含む歯科病歴のほか、クレンチングやブラキシズム、TCHの習慣がないか確認します。

3.X線検査


パノラマX線検査により初期のX線評価を行います。最終的にインプラント治療に際しての意思決定を行う前にCTによる精査を行います。

4.口腔内および口腔外検査

残存歯(お口の中に残っている歯)を評価し、カリエス、不正咬合および歯の位置異常などを記録します。
残存歯のある患者様に関しては、口腔内検査で必ず残存歯および軟組織の歯周所見および疾患の状態を評価します。
歯周ポケットの深さ、歯の動揺、歯肉退縮、歯根分岐部、出血、排膿および根尖部病変などをチェックし、すべて記録をお取りします。
部分欠損患者様または完全無歯顎欠損患者様のいずれについても、軟組織の総体的および具体的な状態を記録します。
軟組織の検査では、口腔および咽頭はもちろん、顎関節もチェックします。
口腔外顔貌検査ではスマイル検査を行います。

5.治療計画

検査結果をもとに、治療計画を立てます。
1)硬組織および軟組織の有無:術者が最終の被せもののタイプを決める際に重要な資料です。
2)トランジションライン:トランジションラインが見えているか、または隠れているかを確認することにより審美的ニーズと検討事項を判断することができます。

以上の診査診断を行い、いよいよインプラントの手術に進みます。

院長経歴
 
近藤 英仁

  • 【所属学会等】
  • 日本口腔外科学会 認定医
  • 日本顎咬合学会 認定医
  • 国際インプラント学会 認定医
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本顎関節学会
  • 日本口腔診断学会
  • 日本歯科医師会
  • 名古屋市歯科医師会
  • 緑区歯科医師会
  • 公立学校共済組合東海中央病院 非常勤医師(口腔外科、インプラント)
  • わかくさ総合歯科 非常勤医師(口腔外科、インプラント)
  • しょうほく歯科 非常勤医師(口腔外科、インプラント)
  • ケンデンタルクリニック 非常勤医師(インプラント)
  • 【経歴】
  • 滝高等学校卒業
  • 名古屋大学理学部卒業
  • 愛知学院大学歯学部卒業
  • 公立学校共済組合東海中央病院 歯科口腔外科 研修医
  • 岐阜大学附属病院 歯科口腔外科 研修医
  • 岐阜市民病院 歯科口腔外科 麻酔科研修
  • 医療法人 にった歯科
  • 公立学校共済組合東海中央病院 歯科口腔外科 医長
  • ななつ星デンタルクリニック開業

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入れ歯を使っている方へのインプラント治療

みなさん、こんにちは。

名古屋市緑区・名古屋市南区・名古屋市天白区・名古屋市瑞穂区・東海市・豊明市からも通いやすい
名古屋市緑区の歯科医院(歯科・歯医者)(野並駅・鳴海駅)ななつ星デンタルクリニックです。

今回は無歯顎患者さまにとっての社会的・機能的影響についてご紹介いたします。

歯科用インプラントによる治療が患者様のQOLを改善することを裏付けるデータは、多数の文献で報告されています。
研究によれば、義歯を使用している場合、会話中の義歯のずれが気になるなど、多くの方がこの治療選択肢に不満を抱いています。
歯科用インプラントを使用すると、発音や審美性、機能性が改善され、自尊心を取り戻すことができます。
歯科用インプラントは患者様の社会生活や自己イメージ、快適さといった問題を総合的に改善するのみならず、顎骨に適切な負荷をかけることにより骨吸収の進行も抑制する可能性があるため、従来の義歯に比べて予知性の高い、信頼できる治療選択肢であると言えます。

National Library of Medicineに掲載された文献レビューによれば、無歯顎は世界的な問題であり、今後、総義歯の需要は増大すると予測されています。完全無歯顎のケースでは栄養不良のリスクが高く、冠動脈プラークの形成率が高いことが分かっています。
また、無歯顎症例の重大な口腔内合併症として、残存する顎堤の慢性的な骨吸収が進行し、持続していきます。
現段階では、歯科用インプラントが骨吸収を抑制する有効な手段であると思われます。

無歯顎は極めて一般的なハンディキャップであり、無歯顎治療のソリューションに対するニーズは膨大です。
無歯顎治療の需要は膨大であり、欧州・米州では無歯顎者は4千万人、アジアでは2億5千万人以上にのぼります。
世界人口の6~10%が無歯顎者と推定されています。

無歯顎者に対してのインプラント治療で特にお勧めしたい治療法が“All‐on-4”オールオンフォーです。
オールオンフォーとは、片顎最小4本のインプラントを使用して、その日のうちに固定式の歯を作ることが可能な最新で画期的な治療法です。

【患者さまに推奨したい理由】
1QOL(生活の質)の急速な向上
手術当日に固定式の補綴物が提供されるため、機能性、審美性、感覚、発音、自尊心に関する患者様満足度がすばやく改善されます。

2治療時間を短縮
臼歯部にインプラントを傾斜埋入することによって多大な時間を要する骨移植を回避でき、即時負荷ソリューションによって短い治療期間で新しい歯を手に入れることができます。

3低コスト
このコンセプトでは、無歯顎患者向けの従来のインプラント治療に比べて費用も少なく行うことができます。

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