上の奥歯にインプラントをしたい!上の奥歯を抜歯して、インプラントにしようか悩んでいる。
このような悩みをお持ちでインプラントの相談をすると、実は「骨が薄くなってしまっている」ということがよくあるのです。今回は当院で行っている上の奥歯にインプラント治療ができるように骨を移植する『サイナスリフト』の術前に確認して頂きたい内容をまとめました。では、ご覧ください。

【目次】
・サイナスリフトとは
・上顎洞に炎症はありませんか
・上顎洞の確認と、耳鼻科での治療
 
・サイナスリフトとは?
サイナスリフトとは、上の奥歯にインプラント治療をするために骨を増やす処置のことを言います。これは、上の奥歯にインプラントを埋められる十分な骨がある方には必要ないのですが、
奥歯を抜歯すると、多くの方は抜いたところの骨が吸収してしまい実際にインプラントの治療をするときに骨が不足していることが多いのです。
 
薄い1~2㎜程度の骨にインプラントを埋め込もうとしても支えがなく、骨の上にある上顎洞という空洞に突き抜けてしまいます。このような場合は「サイナスリフト」によって骨の移植を行い、そこにインプラント治療を行うことが安全で長持ちします。

 
・上顎洞に炎症はありませんか
では、いざインプラント治療と合わせて「サイナスリフト」を始めようとしたとき、事前にチェックして頂きたい項目があります。
1副鼻腔炎(蓄膿)はないか
この副鼻腔炎とは、サイナスリフトで骨を移植する部分の空洞に膿が溜まって炎症を起こしている状態のことを言います。膿が溜まっている部分に人工の骨を移植することによって、人工骨部分に細菌が付着し感染を起こすことが考えられます。そうすると、さらに副鼻腔炎の炎症や症状が進行し、長期にわたっての治療が必要となります。
 

2慢性的な鼻炎はないか
サイナスリフトでは上顎洞底の粘膜は破れない様に慎重に処理していくので、鼻に血液や骨が流れたり、息が吸いにくくなるとか、鼻が悪くなったりする様なことはありません。しかし、鼻炎で鼻の粘膜が荒れている場合は手術に際して感染のリスクをたかめるため注意が必要です。
また、症状がひどい場合は鼻を強くすすったり、頻繁に強く鼻をかむことが多いと思います。これらの行為によって、移植した骨が重力や圧とともにどんどん減っていき硬化して骨として使える部分が減ってしまいます。そのため、慢性的な方はもちろん、季節に応じて花粉症がひどい方などは手術のタイミングを相談して決めるのが望ましいでしょう。

 
・上顎洞の確認と、耳鼻科での治療
では、どのようにしてサイナスリフトを行う前に上顎洞の状態を確認するのでしょうか?
1二次元のレントゲン写真による評価
2CTによる評価

まずは二次元のレントゲン写真を撮影します。この時、上顎洞の空洞が黒い場合は何もない健康な状態です。反対に、上顎洞の空洞が白くなっている場合は膿が溜まっている可能性が高いです。
この時はさらに詳しくCTを撮影して明らかに膿がたまっているか確認を行います。
CTでも明らかに蓄膿(副鼻腔炎)を認めた場合は、耳鼻科を受診し治療を行います。
治療を終えて、炎症や膿の力がおさまったあとサイナスリフトの手術を進めていきます。
 
このサイナスリフトはどこのクリニックでも安易に行える処置ではなく、インプラント治療の経験や耳鼻科的解剖を含めてよく理解した医師によって行うことで安全に処置を行うことができます。インプラント治療を行う際は耳鼻科的内容においても詳しく歯科医師と相談し治療計画を立てることをおすすめします。

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