「歯の汚れが落ちるように、しっかりみがこう」と思うと、ハブラシを持つ手にもつい力が入りがち。

けれども、みがく力が強すぎると“オーバーブラッシング”となり、歯の健康を守るうえでは逆効果!歯茎が縮んで後退する「歯ぐき下がり」の原因にもなるのです。歯ぐき下がりは加齢に伴って増える傾向にあり、30代から増え始め、40代では実に8割の人に見られます。歯ぐきが下がり、歯に根元の象牙質がむき出しになると、根元むし歯(=根面う蝕)のリスクも増大してしまいます。

歯みがきの適切な力加減は150~200g程度。歯に当てた歯ブラシの毛先が開かないくらいの軽い力です。毛先がきちんと歯面に当たれば、歯垢(プラーク)を効果的に落とすことにもつながります。料理用の秤があれば、実際にハブラシを当てて動かし、力の入り具合を確認してみるのも良いでしょう。

【目次】

・「歯ぐき下がり」は40代で8割以上!

・無防備な象牙質が菌や酸に狙われる!

・根元むし歯になるリスクは3倍!?

*ハブラシの毛先がすぐ開く!?

・「歯ぐき下がり」は40代で8割以上!

加齢や歯をみがく力が強すぎる習慣などさまざまな原因が引き起こす「歯ぐき下がり(=歯肉退縮)」は、30代から発現者が増加。40代で80~90%、50代以上では、ほぼすべての人に歯ぐき下がりが起きているという調査報告もあります。

歯ぐき下がりの自覚症状には「食べ物が歯にはさまる」「歯の根元がしみる」などが挙げられます。下がってしまった歯ぐきを元に戻すのは難しいので、「もしかして…?」と気づいたときから適切なケアをすることが大切です。

・無防備な象牙質が菌や酸に狙われる!

歯ぐきが下がると、それまで歯ぐきに守られていた根元の象牙質が露出してしまいます。象牙質は、歯冠部(歯ぐきから上)を覆っているエナメル質に比べてとってもデリケート。硬さはエナメル質の4分の1未満なうえ、酸に弱くて溶けやすい性質です。この弱い部分がむき出しになって菌や酸にさらされると、むし歯リスクも増大します。

・根元むし歯になるリスクは3倍!?

実は、歯ぐきが下がることによって歯の根元が露出している人は、そうでない人に比べて、「5年後に根元むし歯(=根面う蝕)になるリスクが3倍高い」と言われています。加齢に伴って増加傾向にある根元むし歯は、「気づきにくく」「進行が早い」のが特徴。自覚症状がない人も多く、気づいたときには重症化していることもあります。

根元むし歯を防ぐにはまず、歯ぐき下がりを予防すること。みがく力が強すぎる場合も歯ぐき下がりの原因になるので、歯科医院などで適切なみがき方の指導を受けて習慣にしましょう。

また、露出し始めてしまった歯の根元のむし歯予防にはフッ素(フッ化物)が有効です。歯ぐき下がりが気になる人にも、フッ素配合のハミガキ剤はオススメです。

*ハブラシの毛先がすぐ開く!?

それは力の入りすぎかもしれません。裏から見て毛先が見えるようであればすぐに交換しましょう!わずかでも開くと効果的に歯垢を落とせません。月に一度はハブラシ交換を!

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