インプラント治療の見た目と味覚

インプラントって自分の歯と同じように噛めるのだろうか、噛み心地や見た目はどうなっているのか詳しくご紹介します。

【目次】
・食べ物の味覚や食べたときの感触は変わらないでしょうか?
・治療が終わるまで歯はないまま過ごすのでしょうか?

・食べ物の味覚や食べたときの感触は変わらないでしょうか?
インプラント治療後、味覚や感触が変わることはほとんどないでしょう。むしろ入れ歯やブリッジなどで十分咀嚼ができていなかった方や口蓋(こうがい)が総入れ歯で覆われて味や温度が感じにくかった方であれば、食べ物をよりおいしく感じるようになるはずです。まれに、噛んだ感触が鈍く、味が落ちたように感じてしまう方もいますが、これには「歯根膜」というインプラントにはない組織が関係しています。天然歯の場合、歯根は歯根膜に覆われていて、顎の骨と直接繋がっているわけではないのです。歯根膜はものを噛むとき、クッションのように沈んだり緩んだりする反射が起き、その刺激が噛む感覚を脳に伝えているのです。

しかし、インプラントは人工歯根が直接顎の骨に埋め込まれていて、歯根膜のような感覚を伝えるセンサーがありません。そのうえ沈んだり緩んだりする可能性もないため、脳に刺激が伝わりづらいのです。
結果として、インプラントでは強く噛みすぎてしまう傾向があります。強く噛みすぎると歯やインプラントに荷重負担がかかってしまい、歯の周辺組織や反対側の歯を痛めてしまうこともあります。つまり、味というよりは感触が変わっているので、慣れるまで少し違和感を覚えてしまう場合があるのです。こうした違和感を軽減するため噛み合わせの調整などは、ミクロン単位でていねいに行っていきます。

・治療が終わるまで歯はないまま過ごすのでしょうか?

通常のインプラント治療では、手術当日は顎の骨にインプラント体(ネジの部分)を埋め込んで終了ですので、歯は入りません。インプラント体が顎の骨と化学的に結合する1ヶ月半~3ヶ月の安定期間の後、上部構造を装着します。
治療期間中の口元(見た目)についてとくに気になる方は、仮歯について事前に歯科医とよく相談しましょう!
「インプラント治療中の隣の歯を利用した仮歯」や「入れ歯」を入れることもでき、歯がないように見える状態で過ごすことはほとんどないようにすることも可能です。どのような仮歯が入るのかについては、お口の状態によって異なります。

また、手術をしたその日に仮の人工歯を装着し、食べ物を噛むこともできる「即時荷重インプラント」という方法もあります。この方法で治療を行えば歯のない期間がないので、口元の見た目を気にすることがなく、安心して手術を受けることができます。
4本(または6本)のインプラントで上部構造を支えるオールオンフォーと組み合わせることもできます。
ただし、即時荷重インプラントは、患者さまの骨の状態(骨質や骨密度が極端に少ない場合など)によっては適応できない場合もありますので、事前の詳しい検査・診断を行い、判断することになります。

・オールオンフォーについての治療の流れ・費用については、こちらをクリック【オールオンフォー】

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

インプラントを長持ちさせるためのケア方法とは?

インプラントを長持ちさせるためのケア方法


インプラントは最終的な被せものが入って治療がひと段落しますが、実はここからがインプラントを長持ちさせるための大切な時期です。今回は今後の生活とお手入れについて詳しくご紹介いたします。


【目次】
・定期検診とセルフケア
・インプラント手術後の正しい歯の磨き方
・生活習慣の改善

 

・ 

・定期検診とセルフケア

インプラントそのものは半永久的で、変質したり、腐食したりすることはありません。しかし、口の中のケアを怠ると、インプラントと歯茎の間から病原菌が侵入し、周囲粘膜が炎症を起こし、やがては歯周病と同じように骨が溶けて人工歯根が露出、インプラントの脱落へと至ってしまいます。また、長い年月の中で歯や周囲の組織の状態、噛む力など、口の中の環境が変わり、かみ合わせがずれてくることもあります。

ですから、インプラントも自分の歯と同じように、歯科医院での定期検診とていねいなセルフケアが欠かせません。定期的なメンテナンスでは、クリーニングとインプラント周囲の歯ぐきの状態、インプラント体の緩みなど、口の中の状態を3ヶ月ごとにチェックします。

 ・

・自宅でのセルフケアは歯みがきが基本です。特に注目したいのはインプラントと歯ぐきの境目です。ここは歯の汚れが溜まりやすく、炎症を起こしやすい部分です。磨き残しを少しでも防ぐために、歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)などを歯ブラシとともに使用することも有効です。また、インプラントの手術後の使用に適したさまざまな種類の歯ブラシがありますので、そうした歯ブラシの使用もお勧めです。

人にはそれぞれ磨き癖があり、磨き残してしまう部分が必ずあります。定期健診の際に歯科衛生士から自分の歯みがきの仕方をチェックしてもらい、改善していきましょう

・インプラント手術後の正しい歯の磨き方
◎手術直後は、専用の毛が非常に軟らかい歯ブラシを使います。糸を取るまでの1週間の間は手術部位と前後の歯は避けて優しく磨きましょう。手術部位は手術当日より専用のうがい薬にてよく含嗽してください。
×毛先が硬い歯ブラシを使用したり、手術部位を強い力でゴシゴシと磨かないでください。手術部位の歯ぐきは幼弱でブヨブヨしているため、傷がついたり、縫ってある糸が外れて歯ぐきが元通りにつかなくなってしまうからです。
糸を取った後は、インプラントのキャップの周りを軟らかいワンタフトブラシにて清掃します。
当院ではオーラルケアのインプロというワンタフトブラシを使用しております。

インプロ


・生活習慣の改善
インプラントは人工歯根と人工歯でできているのでむし歯になることはありません。しかし歯周病やむし歯は細菌感染症ですから、常に口の中を清潔にして他の歯がむし歯や歯周病にならないようにすることは、インプラントや残った歯を長持ちさせるだけでなく、糖尿病などの全身疾患にも良い影響を与えます。


また、喫煙習慣のある方はぜひ禁煙することをおすすめします。タバコの煙に含まれる有害物質は、血管を収縮させ、口の中に十分な血液が行き渡ることを阻害して、口内環境を損ないます。そのため、インプラントの手術に際してもヘビースモーカーの方の場合、成功率が多少落ちることもあります。インプラントを入れるなら、これを機会に禁煙をお勧めします。インプラントを長く良い状態で維持していくためには生活習慣の改善が大切です。食事も含めた生活習慣全体の見直しを行いましょう!

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

インプラント認定医が教えるインプラント治療前のQ&A

インプラント治療について、わからないことはまだまだあるはず。
そんな疑問にわかりやすくお答えいたします。
是非ご参考になさってください。

目次
インプラント治療の成功率はどれくらいでしょうか?
・体に金属を埋めることが心配なのですが。
・顎の骨が少ないとインプラント治療はできませんか?
・無歯顎ですが、失った歯の本数のインプラントを入れなくてはいけないのでしょうか?
・他人が見たら、インプラントだとわかりますか?
・歯の治療を行うときに使う麻酔にはどのような種類がありますか?


 

・インプラント治療の成功率はどれくらいでしょうか?

それぞれの歯科医院や使用するインプラントによっても異なりますが、世界的なインプラントの累積成功率は10年で95%以上、上顎92~94%、下顎95~98%とかなり高い成功率が得られているという報告があります。

インプラントを長期的に良好な状態で保つためには、セルフケアと歯科医院で行うメンテナンスが必須です。これらが適切に行われていれば、10年後も90%以上、きちんと機能していると言われています。
しかし、骨粗鬆症や糖尿病などの疾患や喫煙、歯周病の再発などにより、メンテナンスをきちんと受けていても、経過が思わしくない状態になることもあります。当院では」、こうした万が一の事態に備え、保証制度を設けております。インプラントと骨が結合しなかった、かぶせ物が割れてしまった。などの場合でも、メンテナンスを定期的に受けていただいている患者さまであれば、無償でリカバリーを行っています。


 

・体に金属を埋めることが心配なのですが。
インプラントの歴史は長く、最古のものは紀元前550年ともいわれております。最近までは金、銀、コバルト、サファイアなどの材料で研究され、治療が行われていました。しかし、どれも人工歯根の素材としては拒絶反応や毒性があり、強度の点からも最適といえるものがありませんでした。
ところが1965年にスウェーデンの医師ブローネマルク博士が、チタンと骨が結合する反応「オッセオインテグレーション」を偶然発見したことで、現在のインプラント治療の基礎が確立されました。
チタンは人間の体の組織と親和性が高いため骨と強く結合する材料で、腐食や拒絶反応・アレルギー反応がほとんど起こりません。日本でも1985年頃から普及し始め、現在チタンは厚生労働省の認可も受けていて、歯科以外にも人工関節や心臓のペースメーカー、骨折した骨をつなぐボルトなど広く医療分野で使われています。

顎の骨が少ないとインプラント治療はできませんか?
歯槽骨に人工歯根を埋め込むインプラント手術では、土台となる顎の骨の量や質が十分にあることが重要になります。しかし、歯を失ってからの期間が長かったり、合わない入れ歯
で軟らかいものばかり食べていると、骨がやせ細ってしまい、インプラントを埋め込むことができない場合があります。しかし骨がやせ細ってしまっている方も、インプラント治療を諦める必要はありません。患者さまご自身の骨を移植したり、人工の骨を補填して骨を作る「骨造成術」を行ったり、骨の不足している部分をさけてインプラントを斜めに埋入する「オールオン4」を行うことができれば、インプラントが可能となります。
骨造成術にはGBR法、サイナスリフト、ソケットリフトなど様々な術式があり、部位や吸収の具合によって最適な方法をご提案させていただきます。

無歯顎ですが、失った歯の本数のインプラントを入れなくてはいけないのでしょうか?
無歯顎の患者さまに対して、失った歯の本数と同等のインプラントを埋め込むことは、身体的にも経済的にも大きな負担となってしまいます。そのような患者さまのために、
従来よりはるかに軽度な負担で治療のできる画期的な方法「オールオンフォー(All‐on‐4)」を紹介します。オールオンフォーは、インプラントを4本(前歯に2本と奥歯に傾斜をつけて2本)埋入し、連結した固定式の人工歯を支える方法です。合わない総入れ歯のような、歯ぐきの痛みや外れやすいなどの心配もなく、しっかりと噛むことができるようになります。通常のインプラントの場合、顎の骨が薄い場合は骨造成術が必要でしたが、オールオンフォーでは骨の薄い部分を避けて埋め込むことができるので、手術したその日のうちに仮歯を装着して食事をすることも可能です。
詳しくは・オールオンフォー(All‐on‐4)
   ・治療したその日に軽い食事ができるオールオンフォーインプラント


 

他人が見たら、インプラントだとわかりますか?

見た目でインプラントだとわかることは、まずありません。人工歯根を顎の骨に埋め込むインプラントはしっかりと固定され、単体で自立していますので、部分入れ歯のように固定するためのバネは不要です。
インプラントの上にかぶせる人工歯にもさまざまな素材、色合い、光沢、透明感、質感のものがありますので、その中からより周囲の天然歯になじむものを選ぶことが可能です。

インプラントは審美面だけでなく、機能面でも自分の歯に非常に近く、しっかりものが噛めるようになります。これにより脳に刺激が伝わるので痴呆防止や、顎の筋肉が動きますのでほうれい線が目立つ老人性顔貌の改善にもなり、口元や体全体の健康にも良い効果をもたらします。硬い物が食べられるようになるので家族や友人と同じメニューで食事を楽しんだり、大きな口を開けても入れ歯のように緩んだり外れてしまう心配をすることなく、生活を送れます。インプラント治療によって、笑ったり歌ったりできるなど、心身ともにQOL(生活の質)の向上が期待できるのです。
面倒なお手入れや睡眠時に取り外す必要もなく、自分の歯と同じように簡単にケアできるのもインプラントのメリットのひとつです。まるで天然歯を取り戻したかのように優れた機能を持つことが、「第三の永久歯」といわれるゆえんでもあります。


 

・歯の治療を行うときに使う麻酔にはどのような種類がありますか?

歯科麻酔には次の種類があります。
◆局所麻酔法
主に注射器で麻酔薬を打つ方法です。歯科治療で最もよく用いられる麻酔です。局所近くの歯ぐきに打つ「浸潤麻酔法」と局所から離れた太い神経の近くに打って広範囲を麻酔する「伝達麻酔法」があります。伝達麻酔は骨の厚い下顎の奥歯や親知らず、複数歯の治療に使われます。また、注射針を刺すときの痛み軽減のため、注射する部分に麻酔薬を塗ることもあります。これを「表面麻酔」といい、局所麻酔のひとつで、注射が苦手な方やお子さま、ごく表面の処置や切開などに用いられます。

◆全身麻酔
意識を失くして、全身の感覚を麻痺させる方法です。局所麻酔では対応しきれない顎、口腔、舌などの口腔外科手術のほか、患者さまが極度に恐怖感を抱いている場合や、心身障害のある方への歯科治療にも用いられます。麻酔薬を静脈に投与する「静脈麻酔法」と肺に吸入する「吸入麻酔法」があります。吸入麻酔法は、吸入濃度を調節することで、麻酔の深さを調節しやすいのが特徴です。

◆精神鎮静法
歯科治療に対する不安や恐怖感を和らげて、気分良く治療を受けられるようにする方法です。少量の精神安定薬や麻酔薬を投与して気分をリラックスさせます。全身麻酔のように意識を失くしたり、また痛みを直接除去したりするするものではありません。
鼻から吸入する「笑気吸入鎮静法」と、静脈内に少量の緩和精神安定剤や麻酔薬を投与する「静脈内鎮静法」があります。静脈内鎮静法は笑気吸入鎮静法よりも鎮静度が深く、かつ持続します。

当院のインプラント手術では、局所麻酔のみと、局所麻酔に静脈内鎮静法を併用した方法を行っております。

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

インプラント認定医が教えるインプラント手術についてのQ&A

今回はインプラント治療の過程の中でも最も多い手術についてのよくある質問についてお応えしたいと思います。

目次
・インプラントの手術は痛いですか?
・手術が終わった後は腫れたり、痛みますか?
・手術は入院しますか?
・手術時間はどのくらいですか?
・手術後は食事はできますか?
・手術後は仕事や普段の生活はできますか?  
             
               

インプラントの手術は痛いですか?
 手術中は事前に必ずお口の中の麻酔を行いますので、痛みはほとんど感じません。
 また術前に痛み止めのお薬を服用して頂き、手術中・術後の痛みを和らげます。

 静脈内鎮静法を併用する場合は、事前の痛み止めの服用は控え、事前に点滴内に痛み止め、腫れ止め、止血剤などを投与します。もしも、手術中に麻酔が切れて痛みを感じることがありましたら、必ず声を出して教えて頂くよう事前にお伝えします。

手術が終わった後は腫れたり、痛みますか?
 手術後は麻酔が切れた頃に、軽い鈍痛が生じることがあります。しかし、痛み止めのお薬を服用して頂くことで痛みはおさまってくることがほとんどです。腫れに関しては、通常のインプラント埋入手術にて腫れが生じることは少ないです。しかし、骨の移植を行ったり、大きく骨を削った場合は腫れが生じます。術後2,3日腫れた後徐々に元の状態に戻ります。
・手術時間はどのくらいですか?
.通常は30分~45分程度の手術時間です。骨造成を併用する場合や本数が多い場合は、45分~1時間15分程度です。
オールオン4の場合は2時間30分程度です。

手術は入院しますか?
インプラントの手術は入院は必要ありません。静脈内鎮静法という点滴を併用した場合は、術後に歩いた時のふらつきや気分が悪きない状態を確認できるまで院内にてゆっくりお休み頂きます。朝来院して頂いてから、お昼ごろ帰宅して頂くことがほとんどです。

・手術後は食事はできますか?
手術後の食事は可能です。インプラントの手術後に切開した傷口は糸で縫合されますが、もし何かのきっかけで傷口が開いてしまうと雑菌が入り、感染を起こす可能性があります。手術後しばらくは、反対側を使ってお食事することを心がけてください。術後すぐに仮歯を入れて貰っていても、あまり使わないほうが安心です。インプラント手術後2〜3日程度は、なるべく噛まずに食べられるようなヨーグルトやスープ・うどんやおかゆなどの柔らかなものを選んで食べましょう。温度もできるだけぬるめを意識してください。特にビタミンは粘膜の生成・術後の免疫力の向上に重要です。 インプラント手術の術後に高濃度のビタミンCを補充することが最適です。果物や野菜を使ってスムージーにしたり、市販の野菜や果物のジュースを飲んで免疫力を高めましょう。さらに、手術後は出血や痛み・腫れの原因になる「辛いもの」や「熱いもの」「硬いもの」「香辛料の強い刺激物」「アルコール」は控えましょう。

・手術後仕事や普段の生活はできますか?
お仕事や日常生活には大きく支障はありません。ただし肉体労働や、スポーツで体をよく動かす仕事や習慣がある方は血の巡りが良くなり、再出血や脈を打つような痛みが生じることがあります。一番良いのは手術当日はご自宅でゆっくりからだを休めていただくことですが、ご自身の体調や手術した部分の状態に応じて休息をとりながらお仕事に取り組んでください。また、静脈内鎮静法を併用された患者さまは、術後眠気がなくなった後も頭のなかではぼーっとしている状態が続いていることが多いので当日の運転や運転を行うお仕事は控えてください。

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

インプラントが抜歯したその日に入る!抜歯即時埋入

抜歯・埋入・仮歯装着が1日で可能
                           

目次
埋入当日からものを噛むことも可能 
患者さまの体の負担を大幅に軽減

抜歯即時埋入のメリット

 

埋入当日からものを噛むことも可能

抜歯即時埋入法が開発されるまでは、まず状態の悪い歯を抜歯し、その傷が治癒するのを待って、改めてインプラント治療を開始する、という方法しかありませんでした。こうした方法をとる理由は、抜歯した後、その周囲の骨が安定するまでインプラント治療を行うことが難しいとされているためです。
しかしこれでは治療期間が長くかかるうえ、抜歯と手術、2回の外科処置が必要です。また時間が経ちすぎると「抜歯した部分の骨と歯茎が吸収されてしまう(やせてしまう)」などのデメリットもりました。近年、こうした患者さまへの負担やストレス、デメリットを解消すべく、技術やインプラント製品の向上によって、抜歯したその日にインプラントを埋め入れる治療法「抜歯即時埋入」が行われるようになってきたのです。

抜歯即時埋入を行った場合、抜歯当日から仮歯を装着することも可能です。そのため、インプラント埋入手術の当日から仮歯でものを噛むことができます。手術の当日に仮歯を被せないときは、「ヒーリングアバットメント」という円筒形の金属をインプラント体にかぶせ、周囲の歯ぐきの回復を待ってから仮歯を装着します。

患者さまの体の負担を大幅に軽減
抜歯即時埋入は、インプラント手術回数が1回で済むため「手術に伴う患者さまへの負担が最小限で済む」というのが、最大のメリットです。また手術が1回なので当然、治療期間が短縮されます。さらに手術後も通常の治療と比べて痛みが少なく、腫れることもあまりありません。

抜歯即時埋入のメリット
①抜歯とインプラント手術の外科処置が1回の手術回数で済むため、患者さまの体の負担が少ない。
②抜歯と同時にインプラントを埋め込むので、従来の約半分の治療期間で済む
③通常の治療に比べ、手術後の痛みや腫れが少ない

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

インプラントはどうやって骨と結合するの?インプラントの種類と材質


「インプラント 骨」の画像検索結果
インプラントはどうやって骨と結合するの?
インプラント治療は自分の顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込む治療法です。では、埋め込んだインプラントはどのようにして骨と結合し、最終的に自分の歯と同じように噛めるようになるのでしょうか。今回はインプラントの種類や材質について詳しくご紹介します。

【目次】
インプラントの素材は骨細胞と結合する性質を持つ
◆インプラントに使用する金属チタンとは?
◆チタンの表面加工で骨との結合がより強化
◆ストローマンインプラントの材質・表面処理

.
 

◆インプラントの素材は骨細胞と結合する性質を持つ
インプラントを、歯茎にネジを埋め込むだけの治療と思っている人が今でもおられて、しばしば驚かされることがあります。確かにインプラントにネジのような形状のものはありますが、ただ、ネジを歯茎に埋めるものではありません。
天然の歯の場合、歯根がしっかりと歯槽骨に固定されています。インプラントにも、インプラント体と呼ばれる金属製の人工歯根部分があります。そして、この人工歯根は歯槽骨に埋め込まれると、周囲の骨の細胞としっかり結合する性質を持っているのです。
◆インプラントに使用する金属チタンとは?
骨に金属を埋めて大丈夫なの?と不安を訴える人もいます。確かに人体にとって異物である金属を埋め込んでも、通常ならよい結果は生まれません。しかしインプラントに使用されるのは「チタン」という金属で、生体に親和性があり、金属アレルギーを起こすこともほとんどなく、その安全性が確認されています。チタンは骨折治療のプレートや人工関節など、歯科以外の医療の現場でも広く使用されている実績があります。この金属と骨が一体化する性質を持つことは、1952年にスウェーデンのブローネマルク博士が研究中に偶然発見しました。それ以前にも、インプラントではさまざまな金属が試されていましたが、結局チタンが最適ということが分かったのです。
インプラント体が歯槽骨に埋め込まれると、生体組織において拒否反応を示すことなく時間をかけて骨としっかり結合し、人工歯を支える土台として機能するようになるのは次の理由からです。
◆チタンの表面加工で骨との結合がより強化
チタンが骨と結合する性質は、「オッセオインテグレーション」と呼ばれています。現在はさらに素材の研究が進み、チタンの表面にさまざまな加工処理を行い、骨との結合力を強化しています。
例えば歯や骨の主成分であるリン酸カルシウムの一種で、ハイドロキシアパタイト(HA)という素材を表面にコーティングしたHAインプラントは、通常の治療より3~6ヶ月治癒期間が短くなります。
このほか、研磨剤をインプラント表面に吹き付けて接着面を粗くざらざらとさせ、骨とより結合させるブラスト処理、また表面に厚い酸化層とミクロの孔を設けて強固な結合を促すタイユナイト処理など、各インプラントメーカーがオッセオインテグレーションの促進を高める製品の研究開発を日進月歩で進めています。

ななつ星デンタルクリニックでは、世界シェアNO.1のstraumann(ストローマン)インプラントをすべての症例に使用しております。

ストローマンインプラントの材質
ストローマンインプラントの素材はチタンです。チタンは、生体親和性に優れ、腐食しにくく長期的に安定した材料です。
ストローマンインプラントの表面処理
ストローマンインプラントの表面処理は、SLA(Sandblasted,Large-grit,Acid-etched)と呼ばれ、インプラント表面にコランダムと呼ばれる粒子を吹き付け、さらに酸処理をすることにより、表面を粗造にしていきます。これにより、インプラントの表面積が増加し、骨と早期にかつ強固に結合します。

スイスのベルン大学で行われたSLAのストローマンインプラントを用いた臨床研究では、10年後に98.8%のインプラントの生存率が報告されています。また、SLAに特別な表面処理を施したSLActiveというインプラントでは、手術直後からインプラント表面へのタンパク質の吸着が多く、これにより3~4週間という短期間で骨が治癒することが臨床研究により報告されています(インプラントのサイズ・骨質による)。

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

オールオン4(オールオンフォー)

インプラントの最新治療オールオン4ってなに?

歯医者に行くのが苦手でどんどん歯がグラグラしてきてしまった。仕事が忙しくてなかなか歯医者に通えない。入れ歯を使っているけれど、話しづらいしごはんも食べにくい。実はオールオン4はこんなお悩みを抱えている方におすすめの治療法なのです。

目次
◆オールオン4ってどんなもの?
◆これまでのインプラント治療との違い
◆オールオン4のメリット
◆オールオン4のデメリット              


                               


◆オールオン4ってどんなもの?
「オールオンフォー(All-on-4)」は、ポルトガルの歯科医師パウロ・マロ氏よって約15年前に開発された新しいインプラント治療法で、世界中で大変な勢いで広まりつつあるといわれています。オールオンフォーは、総入れ歯に悩みのある方や多くの歯を失った方のために考案され、従来よりはるかに軽い経済的・身体的な負担で治療できる画期的な方法です。

◆これまでのインプラント治療との違い
従来、多数の歯を失った方は、その分だけ多くの本数のインプラント体を(人工歯根)を埋め込まなければなりませんでした。埋入本数が多ければ多いほど治療費がかさむのはもちろん、手術時の体への負担も非常に大きくならざるを得なったのです。
オールオンフォーは、その名称が示す通り、わずか4本(場合によっては6本のこともあります。)のインプラント体で、10~12本の人工歯を支える治療方法です。前歯部分に2本、奥歯には斜めにインプラント体を埋入し、固定式の連結型人工歯を装着します。人工歯はネジでしっかりと固定しますので、入れ歯のように外れる心配がなく、まるで自分の歯のようにしっかりと噛むことができるようになります。
通常のインプラント治療では顎の骨が薄い場合は、増骨治療を行わなければなりませんでしたが、薄い部分を避けてインプラント体を埋め込むことができます。

◆オールオンフォーのメリット
●1日で噛める
オールオンフォーは「1日インプラント」とも呼ばれます。インプラントを埋入したその日のうちに仮歯をつけて食事をすることが可能です。
●取り外す必要がない
人工歯は4本のインプラント体(人工歯根)にネジでしっかり固定しますので、まったく動きません。総入れ歯のように外してお手入れする必要もありません。
●体への負担が少ない。
埋め込むインプラント体の本数(手術の本数)を減らすことで、治療による出血や腫れ、痛みを最小限に抑え、治療時間も大幅に短縮することができます。
●増骨治療を避けることができる
顎の骨が薄い部分を避けてインプラントを埋め込むことができるので、大掛かりな骨造成手術を避けることができます。
●費用が軽減できる
埋め込むインプラント体の本数が4本(もしくは6本)のため、従来よりも治療費負担を軽減させることができます。

◆オールオン4のデメリット
●外科的手術が必要になる
 インプラントの土台となる部分を骨に埋め込む処置を行うときは、清潔な環境にて外科的手術が必要となります。
●保険外治療になる為、費用が高くなる
 保険が適応ではないため、保険治療と比べると費用がかかります。
●定期的なメンテナンスが必要である
 インプラントは汚れが溜まり細菌が増えると自分の歯と同じように歯周病になることがあります。こうしたトラブルを事前に予防・早期発見するために定期的なメンテナンスが必要です。


多くの歯が抜けてしまい、残った歯もグラグラしていて「ああ、もうすぐ総入れ歯にしなければ・・・」と思っているけれど、どうしても入れ歯には抵抗があるという方や、すでに総入れ歯を使っているがうまく噛めない、入れ歯が合わない、外れやすいなどの悩みを持つ方には、ぜひおすすめしたい非常に優れた治療法です。

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

骨が足りない方へのインプラント治療と骨の移植

骨が足りない方へのインプラント治療と骨の移植


今回は緑区からお越しの50代女性のインプラント治療を行いました。

内容
 インプラント埋入手術+骨の移植

部位 右下6 

主訴 他院にて右下6の根の周りに膿が溜まって抜歯が必要との診断があり、本当に抜歯が必要かどうかと本当に抜歯が必要な場合インプラントについて詳しく知りたい。
・ 

治療内容 初診カウンセリング後は検査を行いました。右下6は中の状態を確認すると、歯根部分に破折を認めそこを原因として感染が認められたため、十分に説明を行い納得されたうえで抜歯を行いました。その後、インプラント治療の流れや費用・期間について再度詳しくカウンセリングを行い、不安な点などをご一緒に相談しました。抜歯後は3か月待ってCTにて精密検査を行いインプラント手術を進めました。

手術当日 当日は緊張されておりましたが、静脈内鎮静法により緊張がほぐれ血圧・SpO2・心電図・脈拍も落ち着いた状態で始めました。歯ぐきを切開すると、抜歯した部位には肉芽が残っており綺麗に掃除を行いました。その後頬側の骨が不足している状態でしたので、十分に骨がある舌側の骨からボーンスクレーパーという専用の器具を使って採取しました。その後正確に位置決めを行い、ドリルにてインプラント窩を形成しました。そしてインプラント体を埋入し骨の移植を行いました。最初に舌側より採取した自家骨と人工の骨を合わせて移植を行い、その後吸収性のメンブレンにて移植部分を丁寧に覆い、縫い合わせを行いました。今後は4か月待ってから歯ぐきの中に埋め込んだキャップを歯ぐきの外に出す二次手術を行い、型取りをして上部構造を装着する予定です。

◆GBR(骨再誘導療法)とは
骨幅が不足している部分に自家骨や人工の骨補填材を入れ、「メンブレン」という人工の膜でインプラントと骨を覆って、さらにその上に歯肉を被せて覆い、骨の再生を促す骨造成方法です。メンブレンで周囲を覆うのは、歯茎の再生が歯槽骨の再生よりも早く、そのままでは骨が造成されるべき箇所に歯茎が侵入して骨の再生が阻害されてしまうからです。そこで、補填材の上を人工膜でテントのように覆って保護するのです。

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

 

 
 

骨の量が足りない場合~サイナスリフト~

今回のテーマは“サイナスリフト”というインプラント治療の中でも上の奥歯の骨の足りない方へ対して行う処置方法をご紹介します。

インプラントの治療を受けるにためには、顎に十分な「骨の厚みや幅」が必要です。骨の量が足りないと、土台となるインプラント体を埋入することができず、その上に装着する人工歯のしっかりした支えになりません。
無理に埋め込んでも結局だめになってしまいます。
しかし、骨の量が足りない場合であってもインプラント治療をあきらめる必要はありません。現在では「自家骨(患者さま自身の骨)」を採取して不足部分に移植・補填したり、人工的な骨補填材を補填する「骨造成術」など、多岐にわたる増骨治療によって、インプラント治療が可能になっています。
骨の不足で多いのが上顎です。上顎の歯槽骨の上部には「上顎洞(サイナス、副鼻腔)」という空洞部分があり、下顎に比べて少し骨の厚みが少なくなっています。そのため、上の歯が抜けてしまうと次第に骨が痩せていき、さらに骨の厚みも薄くなってしまうのです。そのままの状態でインプラントを埋め込むと上顎洞に突き抜けてしまいます。そこで増骨治療を行って十分な高さまで骨を増やすのです。

【上顎で行われる2つの増骨法】
前に記載しました上顎洞が拡大していて、上顎にインプラントを埋入できないときには、「サイナスリフト」と「ソケットリフト」という2つの増骨治療のうち、いずれかの方法を用いて骨造成を行います。
では今から2つの方法の詳しい内容と特徴をご説明します。

◆サイナスリフト
上顎洞の底部は「シュナイダー膜」という粘膜で覆われています。この上顎洞粘膜を下から持ち上げて、できた隙間に自家骨や人工の骨補填材を補填し、骨の高さを確保する治療法をサイナスリフトといいます。
サイナスリフトでは、まず歯ぐきを切開して歯槽骨に穴をあけ、窓をつくります。その窓から専用の器具を差し込み、上顎洞から粘膜を慎重にはがします。はがした粘膜をそのままゆっくり持ち上げ、上顎洞の底部を
押し上げます。そして歯槽骨と上顎洞粘膜の間にできたスペースに自家骨か補填材を入れます。この治療法は歯槽骨の厚みが5㎜以下と、骨の厚みがかなり少ない場合に用いられる方法です。以前は、上顎の骨の厚みが大幅に不足しているとインプラントが埋入できない場合もあったのですが、サイナスリフトが開発されてから多くの患者さまにインプラント治療が適応できるようになりました。

◆ソケットリフト
歯槽骨の高さが5mm以上ある場合はソケットリフトという方法で上顎へのインプラント埋入を行うことができます。基本的にはサイナスリフトと同じように、上顎洞底部に骨補填材をいれて造成する方法ですが、ソケットリフトの場合は底部の一部分だけを増骨します。
まず、インプラントを埋め込むための穴を形成します。この穴からソケットリフター(オステオトーム)という専用器具を差し込み、その部分の上顎洞粘膜を剥がして、底部を押し上げます。そこにできた隙間に骨補填材を入れ、インプラントを埋め込む部分だけを増骨するのです。
このようにソケットリフトはサイナスリフトと違い、インプラントを埋め込む部分だけに骨補填材を入れて増骨しますので、手術時間が短くて済むうえ傷の回復も早く、患者さまの体への負担は軽くなります。ただし小さな穴の奥は目で確認できないので、この治療を行う歯科医には、補填材の充填状況や粘膜の位置などを正確に判断する経験と高度な技術が求められます。

ななつ星デンタルクリニックでは、院長の近藤がサイナスリフト、ソケットリフト両方の増骨治療の経験が多く、インプラント治療を行うことができた患者さまも多いので、もしも他院にて骨の量が足りなくて、インプラント治療が難しい。と言われた方は一度インプラント無料相談にお越しください。
 

名古屋市緑区・名古屋市南区・名古屋市天白区・名古屋市瑞穂区・東海市・豊明市からも通いやすい名古屋市緑区の歯医者(歯科・歯科医院)(地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良い)ななつ星デンタルクリニックです。
 

All-on-4オールオンフォー 手術前の口腔内検査

予知性の高い治療法の確立には、無歯顎患者様または多数歯欠損患者様の十分な診査診断が不可欠です。
今回はAll-on-4(オールオンフォー)の手術を始める前に行う検査内容についてご紹介いたします。

1.全身的既往歴および主訴の確認
手術の可否または結果に影響を与える可能性のあるあらゆる疾患はすべて記録します。持病や通院中の疾患に関してはかかりつけ医との連携を取らせて頂くこともあります。何でも教えてください。
また、現在のお口の中で一番気になっていること、ここをこう治したいというお話を聞かせていただきます。

2.歯科的既往歴
患者様の要望、歯周病などの疾患を含む歯科病歴のほか、クレンチングやブラキシズム、TCHの習慣がないか確認します。

3.X線検査
パノラマX線検査により初期のX線評価を行います。最終的にインプラント治療に際しての意思決定を行う前にCTによる精査を行います。

4.口腔内および口腔外検査
残存歯(お口の中に残っている歯)を評価し、カリエス、不正咬合および歯の位置異常などを記録します。
残存歯のある患者様に関しては、口腔内検査で必ず残存歯および軟組織の歯周所見および疾患の状態を評価します。
歯周ポケットの深さ、歯の動揺、歯肉退縮、歯根分岐部、出血、排膿および根尖部病変などをチェックし、すべて記録をお取りします。
部分欠損患者様または完全無歯顎欠損患者様のいずれについても、軟組織の総体的および具体的な状態を記録します。
軟組織の検査では、口腔および咽頭はもちろん、顎関節もチェックします。
口腔外顔貌検査ではスマイル検査を行います。

5.治療計画
検査結果をもとに、治療計画を立てます。
1)硬組織および軟組織の有無:術者が最終の被せもののタイプを決める際に重要な資料です。
2)トランジションライン:トランジションラインが見えているか、または隠れているかを確認することにより審美的ニーズと検討事項を判断することができます。

以上の診査診断を行い、いよいよインプラントの手術に進みます。

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

ページトップへ