歯周病に伴う歯列不正と矯正治療の必要性

今回は歯周病で全体的に歯がグラグラしてきたIさんの今後の治療方法についてみていきたいと思います。
Iさんは現在かたいものが食べづらく、あまり噛めないという悩みがあります。将来は今より何でも噛めるようになりたいという思いを聞いて治療計画をたてました。皆さんも一緒にご覧ください。

【目次】
・私の今後の治療計画について教えてください。
・そうすれば、何でも噛めますか?
・入れ歯はあまり入れたくありません。その他の方法はありますか?
・すると、インプラント以外に矯正治療も必要ということですか?
・まとめ
 
・私の今後の治療計画について教えてください。
まず、レントゲンの説明から始めます。このように全体的に歯を支えている骨が、歯周病によって破壊されて少なくなっている状態です。また、右下や左上には虫歯によって歯が欠けている、根だけになっている状態がみられます。
次に歯周病の結果ですが、やはり歯周ポケットの深い部分が多くみられるのと同時に、出血や揺れている歯も多数あるのが現状です。まずはこの虫歯や歯周病の処置を行う必要があります。

 
・そうすれば、何でも噛めますか?
残念ながら、抜かなければならない歯もありますし、これだけでは十分に健康的な生活を営めるようになるとは言い難いのが本音です。
現在のかみ合わせの状態ですが、奥歯の支えが少ないために上下の前歯が前倒れしてしまい、さらに上の前歯を突き上げてしまっている状態です。ご希望のように何でも噛めるようにするためには、しっかりとした奥歯の支えをつくる必要があります。

・入れ歯はあまり入れたくありません。その他の方法はありますか?
入れ歯以外の選択肢以外には、インプラントといって人工的な歯根を植える方法もあります。
自分の歯と同じくらい硬いものや弾力のあるものも噛めて違和感もかなり少ないです。ただし、
インプラントは入れ歯と違って健康保険が適応でない治療ですので比較的高額になります。
機能性や費用を踏まえて、ゆっくり検討してみてください。

 
もうひとつお伝えしたいことは前歯の部分を見てください。上下ともに隙間があり、前に出ている状態です。この原因は奥歯の支えが少ないためと申し上げましたが、奥歯をしっかりさせたとしても、前歯の状態がこのような感じだと、咀嚼や定期検診に不安が残ることも事実です。
先々の定期検診まで考えた場合は、矯正治療を併用して歯並びを整えることも一つの選択肢です。

・すると、インプラント以外に矯正治療も必要ということですか?
少し意味合いが異なります。虫歯や歯周病の治療はお口の環境を健康にするために行います。奥歯へのインプラントは噛み合わせを改善するために行います。矯正治療はその後の環境を整えるために行うもので必須ではありません。
これらの方法はどれも目的が違いますが、Iさんが最終的にどのような状態になりたいかを決めていただきそのゴールに向かって治療内容を決めていきたいと思います。
ぜひ今回の検査結果をもとに検討してみてください。
いずれにしてもかなりの長期にわたるお付き合いになると思います。何か疑問や不安に思われることがありましたら、どうぞ遠慮なくお尋ねください。

 
・まとめ
Iさんはその後、インプラント処置および矯正治療の併用を選択されました。
治療期間は長期に渡りましたが、機能的にも審美的にも改善がなされ、以前よりよく噛んで食事ができるようになったと喜ばれていました。「なんでも噛めるようになりたい」というご希望も達成でき、QOLを向上することができました。

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・インプラント治療費用のご案内
・入れ歯でお困りの方はインプラントオーバーデンチャー
・ななつ星デンタルクリニックのインプラント治療に対する考え方
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・当院のインプラント治療の特徴
・当院のインプラント治療の流れ

名古屋市でインプラントなら、地下鉄野並駅・名鉄鳴海駅からもアクセスの良いななつ星デンタルクリニックへ

抜歯をしてからインプラントが入るまでの流れ

 
今回は歯根が折れてしまい、抜歯が必要と診断があったSさんの治療方針についてみていきます。皆さんも歯の根が折れて抜歯になった経験はありますか?歯は一度折れてしまうと、残念ながら抜歯になってしまうケースがほとんどなのです。
では、どのように治療を進めていくのか、詳しくみていきましょう。

 
【目次】
・今後インプラントにしたいと思っていますが、その手術は誰でもできるのでしょうか?
・私は全身的には問題ないと思いますが、インプラントができますか?
・インプラントの手術はたいへんな手術ですか?すごく腫れますか?
・歯がないまま我慢するのは、どのくらいの期間になりますか?
・まとめ
 
 
・今後インプラントにしたいと思っていますが、その手術は誰でもできるのでしょうか?
患者さんの全身的な状態によって手術ができるかどうか、まずはそれが問題になってきます。心疾患や高血圧、糖尿病などの患者さんでは内科などの主治医の先生と相談することが必要です。手術を避けた方が良い状態や、静脈内鎮静法を併用して行う場合があります。
 
・私は全身的には問題ないと思いますが、インプラントができますか?
Sさん、全身状態は問題ないですね。次に考えなくてはならないのは局所的な状態です。歯を抜いた後の顎骨の幅や形、太い神経との位置関係、残存歯の歯周病の状態や粘膜の状態、かみ合わせや顎関節の状態などを評価しなくてはなりません。そのためにお口の中の検査をおこないましたが、インプラント治療が問題なく行える状態だと思われます。顎骨の状態は、抜歯後にCT検査を行って詳しく調べる必要があります。
 
・インプラントの手術はたいへんな手術ですか?すごく腫れますか?
一次手術は、局所麻酔でインプラントを埋入する手術です。骨を削るという侵襲に対して炎症反応を起こしますので、ある程度の腫れと痛みを伴います。傷口を十分圧迫して内出血を抑えることで腫れを極力少なくすることができます。GBRなどの骨造成法を伴う場合は腫れもその分、余計になります。
また、二次手術は粘膜だけの切開と縫合なので炎症反応も少なく、痛みと腫れは一次手術に比べて少なくなります。付加的処置があれば、その分、痛みと腫れはやや増えることになります。いずれも抗菌薬と鎮痛薬の服用で、翌日の仕事はお休みしなくても済むことが多いと思われます。

 
・歯がないまま我慢するのは、どのくらいの期間になりますか?
炎症が少なく、骨の条件が良い場合は歯を抜いて早期にインプラントを埋入し、埋入と同時に仮歯を入れられるケースもあります。あるいは、歯がすでにない部位で骨の条件が良い場合は抜歯する必要がなく、インプラントと同時に仮歯を入れられるケースもあります。今回Sさんは歯根破折に伴う骨吸収に対して骨造成法を併用する可能性があるため、歯肉が治るのに抜歯後2ヶ月~3ヶ月程度みてから、インプラントの埋め込みの手術を行い、3ヶ月程度の骨の治癒期間を待って二次手術を行います。その後、型を取って仮歯を入れますから、仮歯でかめるようになるまで早くて6ヶ月~7ヶ月くらいかかりそうです。
 
・まとめ
Sさんはインプラント治療を選択され、抜歯9ヶ月で仮歯を仮着し、その後最終補綴物を装着しました。抜歯をしてからインプラントが入るまでの期間はその方の歯や骨の状態に応じて決まります。私たちは抜歯をする前の歯の状態、抜歯後の骨の治癒経過、インプラント体を埋入したときの骨の状態などをそれぞれの経過の状態を見てあとどのくらい期間がかかるのかということを必ずお伝えしています。

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上顎洞底を挙上する処置サイナスリフト


今回は上の奥歯が欠損している場合でインプラント治療を考えている方へ、よくあるご質問に詳しくお答えします。
 
【目次】
・これから必要な治療は、具体的にどのような内容でしょうか?
・入れ歯を使ったことがありますが、違和感が強くて今回はインプラントを考えています。私の場合はインプラントができるのでしょうか?
・手術に伴う身体的な負担はどの程度ですか?
・危険性や失敗について教えてください。

・これから必要な治療は、具体的にどのような内容でしょうか?
現状としては、垂直的な噛む力を支える上下の大臼歯の支えがなく、かみ合わせも深いために前歯への負担が大きくなっています。しっかりした臼歯のかみ合わせの獲得が必要です。
 
・入れ歯を使ったことがありますが、違和感が強くて今回はインプラントを考えています。私の場合はインプラントができるのでしょうか?
インプラント治療が可能であるか、CT撮影を行いました。上の奥歯にはインプラントが2本必要です。しかし、上顎の構造で目の下と鼻の横に「上顎洞」という空洞があります。インプラントを入れる部分の骨の厚みが確保されていなければ、インプラントを埋入できません。
 インプラントを埋入する方法としては上顎洞内に骨を増生する手術があります。
お口の中からインプラント埋入予定部位の上顎洞壁の骨に窓を開けて、上顎洞の粘膜を破らないように剥離していきます。すでにある骨と粘膜の間に骨を増生する材料を入れます。この方法は骨を増生した後にインプラントを行う方法と、インプラント埋入と同時に骨の増生を行う方法があります。

 
・手術に伴う身体的な負担はどの程度ですか?
手術的な処置ですので、負担はあります。手術が問題なく行われても顔面の腫れは生じることがあります。また、稀に内出血斑が出ます。内出血斑は一時的に顔面の皮膚が変色しますが、組織内を下りていきますので、首のあたりまで下りて通常の状態に戻ります。
手術後の痛みや化膿予防は薬物療法を併用します。

 
・危険性や失敗について教えてください。
CT診断を参考にして丁寧な手術を行えば安全にできます。しかし、手術は生体を傷つける行為ですのでリスクはあります。上顎洞の骨の壁の部分に細い動脈が通っていることがあります。また、上顎洞粘膜が非常に薄い場合破れる危険もあります。そのような偶発症が起こった場合、状況に応じた適切な対応をしていきます。
稀に上顎洞内の炎症である「上顎洞炎」を起こすことがありますが、その場合、誘因によって対処法を考える必要があります。

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入れ歯とインプラントで噛めるようになりたい


 
今回は入れ歯を使っているけれど、『もう少ししっかり噛めるようになりたい。入れ歯が落ちてこないように安定させたい』というお悩みを持っている方へインプラントを使った入れ歯「インプラントオーバーデンチャー」に関するよくあるご質問にお答えしたいと思います。
ご自身や、ご家族の方で悩んでいる方がいたらぜひ読んでみてください。

 
【目次】
・どうして入れ歯は痛みが出る、何かの拍子に外れることがあるのですか?
・インプラントにした友人から費用が何百万もかかって、手術も大変だったという話を聞いて心配です…
・入れ歯につく装置というのは、扱いは難しいですか?
・インプラントオーバーデンチャーはずっと使えますか?
・まとめ 

・どうして入れ歯は痛みが出ること、何かの拍子に外れることがあるのですか?
 特に総入れ歯をお使いの方は、入れ歯の支えとなる骨がだんだん減ってきます。そうすると入れ歯が安定しにくく、噛む時に入れ歯がずれてしまうことがあります。そして、お口を大きくあけたとき、お食事やお話をしているときに外れてしまうことがあります。
また、入れ歯は長い間使っていくと支えとなる粘膜の形態が変化してきます。そうすると、最初痛みもなかったところが強く当たるようになり痛みを生じることがあります。痛みが安定するまでは歯科医院にて入れ歯の調整を行う必要があります。

 
・インプラントにした友人から費用が何百万もかかって、手術も大変だったという話を聞いて心配です…
 まず、インプラントを行う場合、固定性の入れ歯(インプラントブリッジ)にする方法と、取り外し式の入れ歯(インプラント義歯)にする方法とがあります。インプラントブリッジにする場合、片顎で4~6本のインプラントを埋め、その上に12~14本分の歯をつくることになるので費用は約200万円以上~とかなり高額です。
インプラント義歯(インプラントオーバーデンチャー)の場合は、片顎でインプラントを前歯と奥歯に4本埋め込んで、インプラントが骨と結合する期間を待ちます。2ヶ月~3ヶ月待って最終的にはインプラント側と入れ歯の裏側にアタッチメントとよばれる装置を付けることによって入れ歯を外れにくくします。当院では術後すぐに総入れ歯が安定して使えるようにミニインプラントを2本埋入して術後すぐにアタッチメントをつけて固定します。こうすることでミニインプラントによってぴったり固定された入れ歯は食事や日常生活で外れる心配がありません。費用はミニインプラントの費用も含めて約130万円です。
 
手術に関しては、静脈内鎮静法という点滴を併用して行うことで、緊張が和らぎます。眠っているような感覚でリラックスして手術を受けていただくことができます。特にインプラントオーバーデンチャーの場合はインプラントを埋入する本数も多い為、静脈内鎮静法の併用をおすすめしております。

 
・入れ歯につく装置(アタッチメント)というのは、扱いは難しいですか?
 アタッチメントと呼ばれる装置には何種類かありい、例えば磁石を使って磁力で引き合う「磁性アタッチメント」や、洋服のボタンにみられるような凹面と凸面を利用してパチンとはまり合う「ロケーターアタッチメント」という装置などがあります。入れ歯は外して洗えるので、固定式のインプラントと比べて清掃しやすいです。
 
・インプラントオーバーデンチャーはずっと使えますか?
研究によると、長年入れ歯を使用していると、インプラント周辺で入れ歯が破折してしまうことが報告されています。破折をくり返す場合は、入れ歯に金属の床を入れて強度を高めることも可能です。約5年~10年で作り変えることが多いです。また、アタッチメントは摩耗してくるため、1~2年で交換するケースが多いです。入れ歯とアタッチメントは消耗品なので、その費用も含めて検討して頂くと良いです。
 
・まとめ
インプラントオーバーデンチャーは通常の入れ歯と比べて維持力が強く外れにくいのでお食事
や日常生活での会話を気にせず楽しんでいただけます。入れ歯を長く使用していて慣れている方や、入れ歯でもう少し快適に食事を楽しみたいという方にはおすすめの治療法です。

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骨造成でできた骨は本当の骨か?


インプラント埋入時のリスクの軽減のために骨造成を行うことは、コンセンサスが得られています。
しかし造成した骨は条件の違いにより差はあるものの、時間の経過とともに変化することは必至です。
現在のところ、骨を造成することはさまざまな工夫により可能といえます。
しかし、正常な骨のリモデリング(骨改造)のなかに組み込まれ、本当の骨となり得るのは自分の組織のみを利用した特定の方法のみと言えます。
臨床で行われている多くの骨造成法では自家組織以外の人工物を使用していたために、本当の骨とはいいがたいです。一方で本当の骨でなくてはいけないのかという議論があります。これに対しては、インプラントという特殊状況から異物が上皮を断裂していることより、つねに感染のリスクを伴うために、辺縁歯肉の下部に骨ではない組織があることはリスクが高いと言わざるを得ません。

【目次】
・成熟個体における骨喪失と形成
・顎骨の再生
・骨造成でできた骨
・まとめ
 
・成熟個体における骨喪失と形成
成熟個体における骨のリモデリング以外で、骨に起こる異常な吸収と造成はいずれも病的と判断されます。一定の間隔を置いて機能圧を加えれば作業性肥大とよばれる代謝機能亢進を起こし、持続的に強い圧を加えれば吸収を起こします。また、炎症により骨は添加もすれば吸収します。これらの現象は通常原因を解除すれば、再生という現象が起こります。しかしながら、骨の吸収、造成が一定限度を超えれば当然その再生は行われず、形態・機能変化を起こすことになります。
 

・顎骨の再生
1骨欠損再生の条件
 再生とは、成熟固体において失われた組織が同じ組織により元の状態に戻ることです。この現象は、胎生期に組織同士が連続性を保ちながら形成される発生という現象を成熟固体が行うことであります。つまり、骨の発生に伴う遺伝子転写因子の発現、タンパク質の発現、そして石灰化への過程が順調に行われることが大前提であります。
 

2骨欠損部の活性化
いかなる骨病変でも、成長因子と誘導因子の放出がなければ骨の活性化が起こりません。骨内には多くの成長因子が含まれており、欠損周囲の骨からこれらの成長因子の放出がもたらされ、骨をつくる骨膜細胞、骨髄細胞などに働きかけ、活性化が起こると骨芽細胞となり、骨再生が始まります。やがて骨芽細胞は石灰化し、骨を形成します。
 
・欠損の再生
大きな骨欠損では、次の条件が満たされなければ、十分な再生を期待することはできません。

  • 酸素と栄養を送り込む血管の再構築の実現
  • 骨欠損部の安定性の確保
  • 再生可能な欠損の限界
  • 骨の再生を阻む組織の排除

これらの条件を満たしていない場合では、人為的な操作が必要となります。できるだけ骨欠損部を小さくして細胞の侵入を容易にするための骨補填材や線維芽細胞の侵入を防ぐ遮断膜の応用などの再生療法が必要となります。
 
・骨造成でできた骨
成熟固体で骨ができる場合、炎症性・反応性の骨造成が多いです。もう一つは、骨芽細胞の遺伝子に異常を来し、非自律的・不可逆的に造成がつづく腫瘍です。下顎隆起は、最初は咬合力の持続による機能性肥大であるが出来上がった骨は緻密骨となり、病理診断学的には骨種と診断されます。同様にブリッジのポンティックの下にも骨隆起ができたりX不透過像が増したりするケースがありますが、やはりその部位に負担がかかり、反応性の骨形成が惹起されると考えられます。さて、前者の炎症性・反応性の骨造成は基本的には可逆的なもので生体の恒常性維持に則って動きます。つまり骨折では骨膜反応で幼弱骨がつくられ、骨折部周辺を広範囲に覆い、次に骨折部が結合すると、余剰な骨は吸収され、元の大きさに戻る。
骨造成を行った骨も炎症性・反応性の骨であることは間違いなく、インプラント周囲に適切な恒常性の維持力や環境がない場所では吸収されることが結論でしょう。
 
・まとめ
今回は骨がどのようにして造成されているのか、骨造成した部分は本当の骨といえるかという難しい内容でした。日常のインプラント手術で行う「骨造成」では、骨が作られるとともに「骨の吸収」も行われるということを想定して移植する量を多めにしたり、数年後の骨造成した部分が良好な状態をキープできるようにという将来のことを考えて行うことが大切であると感じました。当院では上顎の臼歯部にサイナスリフト(骨造成)を行う際には、重力で移植した骨が吸収する量を想定して骨造成の範囲を広げる工夫をしております。そのため、インプラントが入って数年経過した今でもトラブルなく安定して使っていただけております。

【おすすめの関連記事】
・インプラント治療費用のご案内
・入れ歯でお困りの方はインプラントオーバーデンチャー
・ななつ星デンタルクリニックのインプラント治療に対する考え方
・院長紹介
・当院のインプラント治療の特徴
・当院のインプラント治療の流れ
 

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拡大鏡を使う歯の治療・手術


歯の治療をするとき、歯医者の先生や歯科衛生士が虫メガネのようなものをつけているのを
見たことはありますか?これは『拡大鏡(かくだいきょう)』といいます。今回はこの拡大鏡を
使うと、治療や手術でどんな良いことがあるのか、当院の拡大鏡の特徴についてご紹介致します。

 
【目次】
・拡大鏡を使用する治療
・歯科医師が使う拡大鏡の特徴
・歯科衛生士も拡大鏡
・まとめ

・拡大鏡を使用する治療
当院では毎日の治療で拡大鏡を使用しております。 開院当初は歯科医師のみ拡大鏡を使用していましたが、
現在では歯科医師・歯科衛生士全員のスタッフが拡大鏡を使って治療に取り組んでいます。
拡大鏡を使うと見える世界が全く違います。裸眼だと歯と歯の間の虫歯がなかなか見えないのですが、
拡大鏡で見るとわかります。また、むし歯の治療も健康なところを傷つけずに必要な部分だけを精密に
削ることができるので、自分の歯をできる限り残すことができます。 そして詰め物やかぶせ物などの治療を
する場合も、より精度の高い形成や調整を行い再び虫歯になるリスクを低くします。
クリーニングの際にも細かな汚れや歯石を残すことなく取り除くことで歯周病の予防をおこないます。

・歯科医師が使う拡大鏡の特徴  
ななつ星デンタルクリニックの歯科医師はアメリカの脳外科医や心臓外科医が使っているものと同じ拡大鏡を
使用しています。とても視野が広くて治療がしやすく、毎日の治療や手術には欠かせないものになっています。

・歯科衛生士も拡大鏡
当院では歯科衛生士も拡大鏡を使用して歯周病の治療、クリーニングに取り組んでいます。
特に上の一番奥の歯の後ろ側、親知らずが埋まっている手前の歯の周りには歯周病の原因である細菌のかたまりが
溜まっています。このようなリスク部位にライトを照らして細かいところまでクリーニングをすることで
歯医者に来て行うプロフェッショナルケアが実現します。また定期検診では歯や詰め物に穴や欠けているところは
ないか、虫歯になりそうなところはないか確認をして疑いのあるところは歯科医師と一緒に確認をおこないます。

・まとめ
拡大鏡は一度使うと、なくてはならない存在です。 虫歯においては、確実に虫歯の部分を取り除き自分の歯を削る量を
少なくします。 歯周病においては歯石やプラークを目視で確認し、確実に除去することで進行を防ぎます。
親知らずの抜歯においては分割した歯根の先端まで丁寧に抜歯を行い、術後の患者さまの負担を軽減します。
これら3つ以外にも拡大鏡にはもっとたくさんの魅力があります。今後もこのような魅力の詰まった拡大鏡を使って
より歯が長持ちする治療や定期検診を続けていきたいです。

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