
インプラント治療は、世界的にみてもしっかりした施設で受ければ96%の成功率となっており、非常に成功率の高い治療方法といえます。
患者さんの骨の状態、クリニックの衛生管理、ドクターの技術が整っていれば、インプラントは無事に顎の骨に埋入され、数ヶ月後には骨と結合し、天然の歯と変わらない噛み心地を再現してくれます。
しかし、ブリッジや入れ歯治療とは異なり『外科的治療』のあるインプラント治療では、患者さんの不安は計り知れないものがあります。手術直後の痛みや腫れを心配し、「もしかして失敗では?」と悩んでしまう方は少なくありません。
そのため、当院ではご説明の時間をしっかり設けております。不安なことやわからないことは遠慮なくお尋ねください。
口腔外科学会認定医、国際インプラント学会認定医である院長の近藤が必ず執刀しますのでご安心ください。
手術は局所麻酔または局所麻酔+静脈内鎮静法(点滴麻酔)で行います。
個人差はございますが、術後のお痛みも通常の抜歯程度で、術後数日で落ち着いてきます。入院の必要も無く、翌日から通常の生活をしていただけます。
さて、手術自体の安全性ですが、ミスが起きる場合の原因として以下の項目が挙げられます。
- 未熟な外科手技による不適切な埋入
- 骨の状態によるもの(硬すぎる・軟らかすぎるetc
- 不十分な解剖学的知識による神経・血管・粘膜の損傷 など
これらのミスは術後初期段階に症状として出現することがあります。このような場合には埋入したインプラント(フィクスチャー)を抜去し、再手術が必要になることがあります。
また、以下の条件に当てはまる場合には手術が制限あるいは不可能な場合があります。
- 重度糖尿病や心臓疾患など、重度の内科的疾患をお持ちの方
- 妊娠中の方
- 顎骨が極端に減少している方(骨移植手術にご同意いただけない場合)
- 骨の成長が終わっていない方(16歳未満)